第12試合 メインイベント スーパーフェザー級(ノンタイトル戦) 3分5R

○マキ・ピンサヤーム(タイ/真樹ジムAICHI/MA日本フェザー級王者、元ルンピニー認定バンタム級&スーパーバンタム級王者)
×中向永昌(STRUGGLE/MA日本スーパーフェザー級王者)
2R 2’40” TKO (レフェリーストップ)

ピンサヤームはこれまでに小宮山工介、森井洋介、藤原あらし、一刀、不可思、中嶋平八ら国内トップ選手をことごとく下している強豪。中向は昨年から今年にかけムエタイの本場タイで2連勝し、国内でも駿太やKING皇兵らを破り、昨年12月のBOMでは元ラジャダムナン王者のシリモンコン相手に敗れるも判定2-1の接戦を繰り広げ、試合ごとに着実に成長している。

だがピンサヤームは中向を全く問題にせず、1R開始すぐから中向の右ミドルをつかむと、そのまま右肘を叩き込みダウンを奪う。その後も肘を連打し、中向は額と右目の下をカットしドクターチェックを受ける。首相撲での膝蹴りの攻防ではほぼ五分で渡り合った中向だが、流れは変わらず。2Rにも右ミドルをつかまれ右ハイをもらいダウン。ダメージは大きく、その後にも1ダウンを喫すると、最後はブロックの上から右ハイをもらってぐらついたところで秋谷レフェリーがストップした。

第11試合 MA日本ヘビー級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)

○アレックス・ロバーツ(米国/空柔拳会館/王者、HEAT王者)
×後藤龍治(究道会館蹴道部/MA日本1位、元ウェルター級王者)
3R 0’37” TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる顔面のカット)
※ロバーツが2度目の防衛

2月大会で我龍真吾を1Rで粉砕しヘビー級王座を初防衛したロバーツには、同大会で復帰し林武重を肘で下した後藤が挑戦。1Rからロバーツが、体格差を活かして圧力をかけ、右のミドル、ハイをヒット。右ストレートでスリップさせる場面も。2Rも右ミドル、ストレート、膝を当てて主導権を維持し、最後は3R、後藤を首相撲でガッチリと捕まえた後、右肘をクリーンヒットして顔面を切り裂きTKO勝ちした。試合後のロバーツは「いい動きできなかったけど自然に肘出せてうれしい。MA30周年おめでとうございます」と日本語で話した。

第10試合 MA日本スーパーライト級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)

△大石駿介(OISHI GYM/王者)
△岩下隆樹(朝久道場/MA日本1位)
4R 判定1-1 (高木9-10/秋谷10-9/川田10-10)
3R 判定1-1 (高木29-29/秋谷29-29/川田30-28)
※大石が初の防衛

昨年4月にモハン・ドラゴンを1R KOしスーパーライト王者となった大石は、2月の恭士朗との挑戦者決定戦で2度のダウンを奪い完勝した20歳の新鋭・岩下を相手に初防衛戦だ。
1R、岩下が距離を取って左の前蹴りやミドルを当てていたが、終盤になると大石も距離を詰めてパンチを当て、首相撲で膝を当てるように。岩下が首相撲に対応できず、2Rに入ると大石が首相撲からの左肘の連打で岩下の頭を切り裂き大出血に追い込む。ドクターチェック後も大石は随所で肘を連打し、岩下は額や右まぶたを出血し、苦しい状況に陥る。

だが3R、岩下は序盤から左のミドルを連打して先手を取ると、左右のハイでも大石をぐらつかせ反撃
大石も打たれ強く、左ミドルの打ち合いに応じ、パンチと肘もお返し。激しい打ち合いを両者とも繰り広げ、観客を沸かせる。
結局、岩下がポイントを取り返す形でドローとなり延長へ。序盤こそ岩下がアッパーとストレートの連打で力いっぱい攻めるが、猛攻を耐えた大石が右ローを強打すると、岩下の勢いが止まる。その後も右ローを連打し、主導権をキープする。
この日は5R制ではなく3R制でタイトルマッチが行われ、延長Rは普通ならマスト判定になりそうだが、通常の判定というルールで、採点は割れドロー。かろうじてベルトを守った大石は岩下の強さを称えると共に、昨年戦ったモハンの故郷のネパールの震災の義援金の募金を呼びかけた。

第9試合 MA日本ライト級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)

○高橋幸光(はまっこムエタイジム/王者、J-NETWORK王者)
×稲石竜弥(Team OJ/挑戦者、APKFスーパーフェザー級王者)
判定2-1 (高木30-29/シーナ29-30/国本30-28)
※高橋が2度目の防衛

1R、サウスポーの高橋に対し、稲石は独特のリズムで距離を詰めて右のミドルを当て主導権。だが2Rに入ると、高橋が首相撲からの崩しで稲石をロープの外まで投げ飛ばすと、以降は左ミドル、左ハイ、左フックのヒットを増やし主導権を奪い返す。3Rは高橋が左ミドル、左ハイを何発かクリーンヒットすると、稲石は口から出血し劣勢に陥り、判定は割れたものの高橋が勝利をもぎ取った。高橋は「41戦目ですけど一番やりにくかった」と試合を振り返った。

第8試合 MA日本スーパーバンタム級王座決定戦 3分3R(延長1R)

○渡辺優太(チューティンムエタイジム/J-NETWORK王者)
×KING強介(ロイヤルキングス/MA日本3位)
判定3-0 (秋谷29-28/川田30-28/シーナ29-27)
※渡辺が新王者に

サウスポーで長身の渡辺に対し、KINGは距離を取ってミドルとパンチをヒット。クリーンヒットは少ないものの、なかなか攻撃の出せない渡辺に比べるとアグレッシブで、優位に試合を運んでいた。このまま判定勝ちかというムードだったが、残り10秒に左肘を当ててKINGの左頬を切り裂くと共にダウンを奪取。見事逆転勝ちで2本目のベルトを獲得した。

第7試合 MA日本バンタム級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)

○大野貴志(士道館新座ジム/王者、Bigbang王者)
×片島聡志(WSRフェアテックス/挑戦者、元WPMF日本スーパーフライ級王者)
判定2-0 (高木30-28/秋谷29-29/国本30-28)
※大野が4度目の防衛

1R、大野が左ミドル、左右のフックを当て、片島も左ミドルを当てるが、均衡状態が続く。2Rに入ると大野が左の前蹴りで片島を吹き飛ばし、左ボディ、左フックも当て、若干優勢に。3Rも左ミドル、左ボディフック、左のボディ狙いの前蹴りを当てやや優勢。片島も終盤は膝や肘を返すが、インパクトに乏しく、大野の判定勝ちに終わった。

第6試合 MA日本フライ級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)

○薩摩3373(TARGET/王者)
×松崎公則(STRUGGLE/挑戦者、REBELS-MUAYTHAI王者)
判定3-0 (高木30-29/川田30-29/シーナ30-29)
※薩摩が初防衛

2月大会で隼也ウィラサクレックを破って新フライ級王者になった薩摩は、過去に2度下している松崎と初防衛戦。松崎も3月にREBELS-MUAYTHAIフライ級王者になったばかりだが、2R以降は薩摩に距離を取られると右ミドル、ストレート等をもらうようになり、なかなか攻めさせてもらえない。3Rは薩摩が右ミドル、右ローを的確に当て続けて主導権を維持し完勝した。

第5試合 ウェルター級(ノンタイトル戦) 3分3R

○為房厚志(RKS二刃会/MA日本ウェルター級王者)
×マキ・ヒンレックファイ(タイ/真樹ジムAICHI)
判定2-0 (29-28/29-29/30-29)

第4試合 スーパーライト級 3分3R

○カズ☆ソーンパヤック(真樹ジムAICHI)
×和真(早川ジム/MA日本10位)
1R 1’18” TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる額のカット)

第3試合 スーパーフェザー級 3分3R

○テープジュン・サイチャーン(真樹ジムAICHI/MA日本4位)
×桜華(道場 絆/MA日本8位)
判定2-0

第2試合 ライト級 3分3R

○齊藤巧樹(菅原道場)
×山田将仁(Ys.k Kick Boxing Gym)
判定3-0

第1試合 80kg契約 3分3R

×伊藤 純(士魂村上塾)
○ミハイロ・ゴディネツ(ウクライナ/士道館ウクライナ)
1R 1’05” KO

http://www.boutreview.com/2/reports/ma-kick/150719ma-kick.html